最近はちょっとした会議でも、社内の会議室ではなく、貸し会議室を使用する企業が増加傾向にあります。人数に合わせて部屋をセレクトできたり、ケータリングなどの飲食サービスも充実していたり、何よりいつもとは違う空間で、リフレッシュした気持ちで会議に臨める点が貸し会議室のメリットです。
そして今、全国でも貸し会議室の利用がダントツに多い場所が「品川」。会議、研修、セミナー、コンベンション、カンファレンスがなぜ品川エリアで多く開催されるか、その理由を考えてみましょう。

品川のオフィス街としての歴史

品川という地名が書物に初めて登場したのは1184年の「田代文書」ですが、発展し始めたのは江戸時代です。この時代に整備された五街道のひとつ、東海道の第一宿となりました。また、明治時代に入ると荏原郡(品川・目黒・世田谷・大田)の郡役所が置かれ、繁華街としても発展。昔から人の行き来の多い街でした。
品川にとっての大きな転機になったのが、1987年の国鉄解体です。このタイミングで品川駅付近の土地の再開発が進み、品川インターシティが1995年に着工、1998年に竣工、続いて品川グランドコモンズが2000年に着工、2004年に竣工しました。この両オフィスビルには名立たる企業が続々と入居し、「新都心・品川」として生まれ変わりました。

品川駅周辺の再開発

2003年に新幹線の品川駅が開業し、複数路線が乗り入れ、羽田国際空港にも近いなど、現時点でもビジネスマンが行動するには最高の立地の品川。その品川が、さらに便利になる計画が進んでいます。

山手線の新駅が誕生!

まず、2020年にJR品川駅と田町駅の間に新駅が開業される予定です。実は品川駅と田町駅の間は2.2kmで山手線の中では一番長い駅間距離でした。その真ん中あたり、京急本線・都営地下鉄浅草線の泉岳寺駅近くに新駅が建設され、その駅西側では大規模なオフィスビルも建設される予定です。この新駅・オフィスビルの影響で昼間の人口が10万人も増えるという試算も出ています。

京急もこれに続く

羽田国際空港と品川をつなぐ京急も、この流れに合わせて品川駅の改築を計画中です。現在はホームが2階にあるために乗車、下車、乗り換えのアクセスが良いとはいえませんでしたが、ホームを1階にすることで利便性を高める計画が浮上しています。
また、線路の高架化も検討中で、これが実現すれば羽田国際空港までの時間が現在の最短12分から、10分に縮まる可能性が出てきています。

さらにリニアまで乗り入れる!?

そして品川駅が最も注目されている理由は、2027年開業予定の中央リニア新幹線の始終発駅になるからです。この新駅は地下に建設予定ですが、現在ある路線の駅と合わせて、東京駅を超える日本最大級のターミナルになることが予想されています。
西の終始発駅・名古屋からは、これまでの新幹線の半分の時間(およそ1時間強)で品川駅まで移動できるようになります。品川は空の便、陸の便両方の中心地として機能し、多くのビジネスマンがやって来て会議をするにはぴったりの場所となります。
このように、東京以外のビジネスマンにとってもアクセスしやすいのが品川というわけです。

ホテルが多く、ゆったりとした雰囲気も品川の魅力

最後に品川の環境面での特徴を紹介しましょう。まず、大小のホテルが複数ある点が会議開催時の大きな魅力です。第一京浜が通り、公共交通機関が多いためは騒がしさの点で懸念はあるものの、ホテルやオフィスビル間の敷地にはゆとりがあり、都心にしてはゆったりとした空気が漂うのも品川ならではのことです。
JR品川駅をはさむ形で、東にアトレ品川とストリングスホテル東京インターコンチネンタルが、西に品川プリンスホテルがあります。ビジネスシーンに使えるカフェやレストランもまた豊富です。ホテルの中庭には緑も多くちょっとした休憩スペースになるので、会議の合間にリラックスタイムを取ることもできます。

このように交通、宿泊の両面でこれからますます便利になる品川の貸し会議室を利用し、さらなるビジネスチャンスを獲得しましょう!