「ウェビナーを開催したものの、反応が良くない」とお悩みではありませんか? ウェビナーの質を向上させるには、さまざまな角度から対策を行う必要があります。
ここではウェビナーの質を向上させるための方法や、運営のポイントをご紹介します。ウェビナー作りにお悩みの担当者様は、ぜひ参考になさってください。
そもそもウェビナーの種類とは?
そもそも、ウェビナーにはどのような種類があるのでしょうか。代表的な2例をご紹介します。
リアルタイム配信
リアルタイム配信(ライブ配信)は、生放送の形で動画を配信するウェビナーです。参加者には事前にメールやメッセージアプリ、Webサイトなどで開催日時を周知し、時間が来たら視聴してもらいます。
画面共有機能やチャット機能、挙手機能などが利用でき、講師と参加者で双方向のコミュニケーションが取れる点がメリットです。
録画配信
録画配信は、あらかじめ録画した動画を配信するウェビナー形式です。録画配信にはいつでも視聴可能なオンデマンド配信のほか、指定日時に動画を配信する「疑似ライブ配信」もあります。
動画コンテンツは事前収録するため、撮り直しや編集などができる点が魅力です。
ウェビナーの質(内容)を向上させるポイント
ウェビナーの質を向上させる第一歩は「良いセミナーを作り上げること」。ウェビナーを作り上げる際の基礎ともいえる、2つのポイントをご紹介します。
ウェビナーの目的・ターゲットを明確にする
ウェビナーを開催するうえで一番大切なのが「目的を明確にすること」です。一般的には、以下のような目的によりウェビナーが開催されます。
【セミナー(ウェビナー)の目的例】
・自社のブランディング、認知度の向上
・見込み顧客の獲得
・顧客の育成(ナーチャリング)
・既存顧客との関係強化 など
さらにウェビナーでは、「誰に向けたウェビナーなのか」も重要です。仮に目的とターゲットがあやふやなままでは、誰の心にも響かない、質の低いウェビナーとなってしまいます。
目的とターゲットへの解像度を上げることで、おのずとウェビナーの内容や構成、方向性も固まりやすくなります。
これにより“本来届いてほしいターゲットに届く、質の高いウェビナー”を作り上げやすくなるのです。
ウェビナーのテーマやコンテンツを目的に合わせて設定する
ウェビナーのテーマやコンテンツは、「目的」に応じて設定しましょう。
たとえば「見込み顧客の獲得」が目的であれば、見込み顧客となるターゲットへの接点を増やすテーマ・コンテンツを考える必要があります。
一方「既存顧客との関係強化」であれば、自社の商品・サービスに関連するディープなテーマのウェビナーが望まれるはずです。
ウェビナーで目的を達成するには、ターゲットを満足させられるテーマ、コンテンツを用意することを強く意識しましょう。
ウェビナーの質を向上させる演出方法
ウェビナー作りの「核」となる考え方を知ったうえで、さらにウェビナーの質を高めるにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、ウェビナーの質を高める細かなテクニックをご紹介します。
オープニングを動画にする
ウェビナーの冒頭にオープニングタイトルの動画を挿入することで「質が高い」という印象を与えられます。
特に「もともと接点の少ない顧客」に対するウェビナーでは、オープニングを動画化することで興味関心を引きやすくなります。
スライドの画質やデザイン性を考慮する
ウェビナーの質を高めるには、動画の「見た目」を整えることも重要。高画質のスライドを利用したり、デザイン性のあるフレームを表示したりすることで、印象アップにつながります。
また、出演者紹介の際などにテロップ(字幕)を入れたり、カメラワーク(スイッチング、ワイプ挿入)にこだわったりするのも良い方法でしょう。
スライドの画質やデザイン性を考慮する
ウェビナーの質を高めるには、「ノンストレスで視聴できること」も重要です。具体的には安定した音声、配信環境を整えることが大切といえるでしょう。
音声の聞き取りやすさはウェビナーの満足度を大きく左右しますし、配信が途切れず安定していると参加者がストレスなく視聴できます。
ウェビナーの質を向上させる運営方法
ウェビナーの質を向上させるには、「運営方法」も重要です
ウェビナー前
リハーサルとコンテンツ確認を入念におこなう
ウェビナーによくあるのが「当日に想定していないトラブルが起こった」「コンテンツ不足だった」という失敗です。オンラインを通じて行うウェビナーの場合、進行ミスやコンテンツ不足が生じると目立ちやすくなります。
必ず事前にリハーサルを行い、コンテンツの量、質をチェックしておきましょう。
メルマガなどで事前告知を実施する
ウェビナー開催が決まっても、顧客に周知をしなければ参加者は増えません。
事前にメルマガやSNS、Webサイトなどで積極的に告知を行いましょう。
またウェビナーの参加率低下を防ぐには、「前日」「開催1時間前」などの複数回に分けてリマインドメールを送信するとよいでしょう。
ウェビナー当日
講演担当とツール操作担当を分ける
ウェビナー当日は講演担当と機材の操作役を分けることも重要です。
特にリアルタイム配信の場合、機材のオペレーションと講義を両立させるのは至難の業。分業することでそれぞれが自身の役割に集中しやすくなり、より質の高いウェビナー作りができます。
またトラブル発生時に対応しやすくなる利点もあるため、リスク管理の点からも有効です。
対象などに応じてウェビナースタイルを変える
ウェビナーのスタイルにはさまざまな種類があります。
・インタラクティブ形式(対話型)
・スライド型
・講義型
ウェビナーの対象や講演者に応じてスタイルを変えることで、より分かりやすいウェビナーとなります。開催前に、どのスタイルが最適かを検討してみましょう。
司会を立てて進行する
ウェビナーの質を高めるには「司会を立てる」という方法もあります。司会を立てることで進行がスムーズになりますし、イベントの特別感もアップします。
また司会役の力量が高い場合、ウェビナーにメリハリが生まれやすくなり、視聴者の途中離脱予防にもなるでしょう。
ウェビナー後
参加者に対してコミュニケーションを取る
ウェビナー開催後も継続してコミュニケーションを取ることで、見込み顧客へとつなげることができます。
不明点や疑問などをヒアリングしてアフターフォローを行ったり、次回ウェビナーの開催を優先的に案内したりするなど、関係の構築に注力しましょう。
アンケートなどからデータを収集・分析する
ウェビナーの質を高めるには、アンケートや参加者の反応などからデータを収集・分析することも重要です。
分析・改善のサイクルを繰り返してウェビナーの質を常に高め続けることで、最終的に「顧客の心をつかむウェビナー」を確立できます。
ウェビナーの質を向上させるにはプロに依頼するのもあり
動画コンテンツの活用が当たり前となっている今、ウェビナーは重要なマーケティングツールとなっています。質の高いウェビナーを作り上げれば、見込み顧客の獲得やセールスといった目的を達成しやすくなるでしょう。
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