企業イベントのオンライン化で配信サポートの需要が高まっている!
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、講習会や説明会、販促活動などをオンライン化する企業が増えています。その背景には会場に赴く必要がなく、誰でも・どこからでも視聴できるため、より広い層にリーチできることも挙げられるでしょう。
企業におけるオンライン配信の需要が高まる中、さまざまな会社が「オンライン配信サポート」を実施しています。いわゆる配信準備や配信の進行管理、撤収作業などが受けられるサービスで、専門知識のあるスタッフがサポートすることにより円滑な配信がおこなえるようになるメリットがあります。
とはいえ、配信サポートを実施している業者にはさまざまな会社があり、「どれを選べばいいのか分からない」とお悩みの担当者様も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、オンライン配信サポートを実施している会社について、それぞれの特徴やメリット・デメリット、そして選び方などをご紹介します。配信代行を依頼しようとお考えの企業様は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
配信サポートを実施している業者の種類とは?
現在、配信サポートを実施している会社は急増傾向にあります。しかしそのバックグラウンドにはさまざまなものがあり、一様に「配信代行専門だった」というわけではありません。
現在多くみられる配信サポート業者については、大きく4種類に分けられます。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
①従来から配信業者であった会社
従来からオンライン配信を専門としていた業者の場合、配信に関わる技術や経験が豊富なことがメリットです。多様な配信ツールにも対応しており、小規模から大規模までさまざまな配信に利用できます。
サポートが手厚い業者を利用すれば、配信に必要なもののリストアップからアドバイス、配信の流れなど全体的なディレクションをお任せすることも可能です。
その一方で、配信専門業者は利用料金が高くなる傾向にあります。技術が高いため放送事故は起こりにくいですが、短時間の配信であっても予想より高いコストがかかることがあるということを知っておく必要があるでしょう。
②もともと会場を提供していた会社
レンタルスペースや貸し会議室などの「場所」を提供していた企業が、配信代行サービスを開始するケースも多く見られます。このような企業はもともと会場を提供している関係上、イベント開催に豊富なノウハウを持っていることが多いです。オンラインセミナー・説明会といったイベントにも強いため、安心して任せることができます。
また会場を提供していた会社の場合、配信サポート単体でも、会場と配信サポートをセットでも利用できるのが強みです。会場とサポートを利用した場合、機材の設営から設定・配信作業・撤去まで実施してもらえるため、担当者の負担を減らすことができます。
このようなメリットを考えると、コストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。
③撮影スタジオを経営していた会社
もともと撮影スタジオを経営していた会社が配信サポートに乗り出す例も増えています。スタジオということもありセットが凝っていたり、遮音性に優れていたりするのが特徴です。撮影に特化したノウハウが豊富なため、クロマキー合成などの映像技術に長けている場合も多いでしょう。
撮影スタジオ主体の配信サービスは身一つで現地に向かって配信をスタートできるのが大きなメリットですが、その一方でスタジオが固定である点に注意が必要です。立地によってはアクセスが難しく、移動コストがかかったり、時間的な都合で利用できなかったりすることがあります。
④他業種から展開・または転換した会社
旅行代理店などの他業種が配信サポート業をスタートする事例も増加しています。
料金は一般的な利用料よりも低めに設定されているケースが多く、リーズナブルな業者をさがしている企業に向いているでしょう。
また、顧客(参加者)への対応など、もともと手掛けていた事業で培ったノウハウを反映し、プラスアルファのサポートを実施している業者も存在しています。
その一方で、配信サポート事業に参入した時期が遅い企業の場合は、ノウハウや経験が不足している可能性もあります。経験や技術が不足していると、思わぬトラブルにつながりかねません。配信サポート業者を選ぶ際には、「確かな技術があるのか」「オンライン配信の経験が豊富なのか」といった見極めが重要です。
オンライン配信サポート業者を選ぶ際のポイント
先述のとおり、オンライン配信サポートには実にさまざまな企業・業者が参入しています。数多あるサポート業者から自社にピッタリの1社を選ぶには、どういった点を押さえればよいのでしょうか?
ここでは、オンライン配信サポート業者を選ぶ際のポイントをご紹介します。
自社の配信の目的に合うかどうか
オンライン配信サポートを受けるにあたって重要なのが、「自社の配信の目的に合っているか」という点です。
例えば、「リアルタイム配信がしたい」と考えている場合、動画編集が得意な業者に依頼するのとライブ配信に特化した業者に依頼するのとでは、後者にお願いする方が成功率は高くなるでしょう。
また、「配信中のサポートだけお願いしたい」という場合と「会場や機材もまとめて借りたい」という場合では、求めるサービスが異なります。オンライン配信サポートを受ける際は、自社のニーズにマッチする業者を選ぶことが成功のカギになるということを知っておきましょう。
配信工程のどこまでサポートしてくれるか
業者選びの際には「配信の工程のどこからどこまでをサポートしてくれるか」という点も重要です。
例えば自社にオンライン配信の知識・経験が豊富な人材がいる場合は、最低限のサポートのみで事足りるでしょう。しかし「オンラインイベントの開催実績もスキルも足りていない」という状態ならばどうでしょうか。おそらく、配信ツールの選定から配信中のサポート、事後処理までトータルでディレクションしてくれる業者のほうがスムーズに進行できるはずです。
また、配信終了後に動画をいつでも見られるようにするには、動画のデータ化や編集などのサポートも必要でしょう。
配信サポートを依頼する場合は、各業者のサポート範囲を必ずチェックしておきましょう。
サポートメニューの種類が豊富か
ひとくちにオンライン配信といっても、「1人の講師が話をするウェビナー」と「複数拠点から有識者が登壇するシンポジウムや学会」では、配信に求められる技術も異なります。
特に後者の場合は配信ツールでの複雑な設定やカメラのスイッチング、ワイプ表示など、より専門的な知識・技術が求められるでしょう。
オンライン配信サポート業者によっては、幅広いサポートメニューを設けているところもあります。
自社が実施したいイベントの内容・規模に応じたサービスを選ぶことができれば、トラブルも少なく円滑なイベント開催が実現できるでしょう。
データ納品などのサービスがあるか
配信サポート業者選びでは、データ納品等のアフターサービスを利用できるかもチェックしておくべきです。
YouTubeなどに配信のアーカイブを残しておくことで、配信をリアルタイムで見られなかった層にも見てもらえる可能性が高まります。また、アーカイブは配信の動画データを後から見返したい場合にも便利です。
使用ツールにもよりますが、配信をアーカイブ化するには動画データとして残しておかねばなりません。もし配信サポートの範囲に動画データ化が含まれていれば、配信の様子をデータとして渡してもらえます。
また、業者によってはオプションで動画編集をしてくれるところもあるでしょう。配信の様子を残しておきたい場合は、データ納品や編集などのサービスが利用できる業者を選ぶとよいでしょう。
技術力とサポート内容で配信サポートを選ぼう
企業イベントは限られた予算の中で開催をしなくてはならないため、コスト面も重要なポイントではあるでしょう。しかしそれだけではなく、「どこまでやってくれるのか」「技術力・実績がある業者なのか」が特に重要なポイントです。そのうえで、自社が求めるサービスに合う業者選定をしていきましょう。
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