オペレーターとは?
国際会議から社内イベントまで、さまざまなビジネスイベント成功のためのサポートを長年行ってきたフクラシアですが、近年の時代の流れに合わせて『ライブ配信サポート』『オンラインイベント運営代行』のサービスを開始いたしました。
ホスピタリティやサポート力を最大限に生かし、お客様のご要望やイメージに沿ったオンラインイベントをご提案し、少人数の社内イベントから外部向けの大型イベントまで、幅広いイベントに対応しております。
この配信サポートにおいて実際に映像の見え方や音声の聞こえ方を確認し、当日のツール管理や操作を担うのがオペレーターです。
オンラインイベントを成功させるためには、現場を指揮する優秀な人材が欠かせません。今回は、実際に数々のオンラインイベントを成功に導いてきたオペレータースタッフにスポットをあててインタビューをおこないました。普段の仕事への向き合い方やこれまでの体験談について話を聞いていきます。
オペレーターの仕事について
オペレーターの仕事内容について教えてください。
オペレーターは、オンライン配信をおこなう現場で作業をする専門スタッフです。イベント当日の作業だけではなく、実施を控えているお客様との打ち合わせへ同席し、実施内容や当日スケジュールの確認を綿密に行うのも仕事の1つです。お客様と認識の相違がないように細部までヒアリングすることを心がけています。
実施当日はお客様がご来館される前に機材や会場のスタンバイを完了しておきます。お客様がご来館されましたら当日の流れを最終確認し、万全の状態で本番を迎えるようにすることもオペレーターとしての大切な仕事です。
オペレーターのお仕事は多岐に渡るのですね。その中でも特に大切にしていることはありますか?
お客様の実施イメージをできるだけ再現することです。お客様の多くは、「オンライン配信についてあまり詳しくない」とおっしゃいます。しかし、そんな中でも配信したい映像にある程度のイメージを持っていらっしゃる場合が多いです。そのイメージを崩さないように最良の提案をすることが一番大切だと考えています。
そのために綿密なヒアリングをおこない、資料や映像を作成して実際に目で見ていただくことでより客様のイメージを具体化できるように努めています。
お客様に寄り添うことが大切なのですね。
そうですね。お客様に寄り添ったうえで、期待以上のイベントを成功させることも大切だと思っています。イベント後、お客様からお褒めのお言葉をいただくことがとても嬉しいです。
当たり前なことかもしれないですが、その当たり前なことをスムーズに行えるよう事前準備やシミュレーションを行い、その実施がお客様にとって最高の形で終えることができたときに達成感や、やりがいを感じます。
これまでで特に達成感を感じたのはどのような時ですか?
大規模なオンラインイベントの開催が初めてだというお客様を担当した際のことになります。
お客様は催事の大まかなイメージは持っておられましたが、オンライン配信に関する知識はお持ちではなく、イベントをスムーズに行うためにはどのように進めていけばいいかわからない、また、上司の方からも「絶対に失敗できない催事だからね。」と言われていたことでプレッシャーもあり、お困りのご様子でした。
そのような不安点を少しでも払拭するためにも、密に連絡を取り合って配信する映像がどのようなものになるのかを一つ一つ確認し、当日のスケジュールに沿った実演練習もおこないました。繰り返し繰り返し確認や実演をおこなうことで、お客様も弊社スタッフも当日の流れやイメージが具体化できたと思っております。
ご実施の当日、配信に関してはすべて弊社にお任せいただいていたため、お客様は配信以外の準備に集中することができており、また、私自身もオペレーターとしてしっかりと事前のすり合わせやシミュレーションができていたので、慌てることなくスムーズに運営をすることができました。
ご実施が終わったあとに、事務局様からお褒めのお言葉をいただくだけでなく、その会に参加されていたお客様からも「すごくスムーズでオンライン配信でもストレスなく参加することができました。」という嬉しいお言葉をいただくことができました。
お客様に寄り添うことで、お客様自身が抱えている不安を払拭できたことや、一緒に催事を作り上げることができたことが大きな達成感となり、印象に残っています。
達成感がオペレーターとしての自信にもつながるわけですね。これからチャレンジしていきたいことなどはありますか?
これからの時代、オンラインイベントはさらに需要が増えていくと考えています。その流れで配信ツールや機材もどんどん新しいものに変わっていきます。まずは自分自身がしっかりと勉強し、今まで以上にお客様の“やりたいこと”を叶えられるような形を作っていきたいと思います。
また、周りとも知識や経験を共有しあうことで、オペレータースタッフの育成、自身の成長にも力を入れていきたいと思っています。
「ライブ配信サポート」について
ライブ配信サポートについて、これまでの仕事との違いはありますか?
配信サポートのサービスが立ち上がる前は、貸し会議室フクラシアの店長・統括店長の職に就いていました。接客業の経験も長いため、お客様とのコミュニケーションスキルや、ホスピタリティ性に関しては、今までの経験が役立ったと思っています。
オペレーターの仕事は機材を扱う配信や全体指揮がメインなのでもちろん仕事内容自体に違いがありますが、お客様とのお打ち合わせもおこなうため接客業の要素があることはこれまでと違わないと思っています。
しかし、以前の仕事では大半がface-to-faceでの接客だったのに対し、今ではお客様と接する際もオンラインが主流になっています。画面越しの場合、特にお客様の表情や感情が分かりにくいこともあるため、お客様との相互理解やお客様のご要望をしっかりくみ取れているか等、コミュニケーションの取り方が大幅に変わったと感じます。
オンラインならではの大変さも多いのですね。
そうですね。イベントのためのお打ち合わせのときだけでなく、配信イベント当日も突然音声や映像が途切れてしまう等、予期せぬトラブルが起きる場合があります。対面で行っていた際は、ある程度のトラブルであればその場で解決できることが多々ありましたが、オンライン配信においては機材を使うイベントなので、どのようなトラブルが起こるかはやってみないと分からないこともあります。しかし、どんなトラブルや非常事態が起きたとしても常に最善で対応できるように想定をしています。
そのような大変なことも多い中で、ライブ配信サポートならではの思い出はありますか?
企画会社と共同して行った催事があり、進行に関しては企画会社が運営。配信周りをフクラシア、映像周りはプロカメラマンが行う、という大規模な催事が一番印象に残っています。催事内容としてはとあるメーカー様の商品発表会・展示会という分類です。メーカー様にとっても、それをサポートする企画会社様にとっても社運をかける重要な催事で、これまで弊社が請け負ってきたイベントとは段違いに大きなプロジェクトでした。配信部分はすべて弊社に任せていただいていたので、“配信担当”としての責任・プレッシャーも非常に大きかったです。
企画会社様が作成した進行台本に関しても、すごくしっかりと構成されておりました。そのため、いかに事前準備と事前シミュレーションがしっかりできるかが鍵になってくると感じ、少しの見落としもないように1つ1つの流れを確認し続けました。当日は弊社のオペレーターを総動員して対応したのですが、本番では今まで感じたことのないプレッシャーと張りつめた緊張感があり、今でもそのときの雰囲気や空気を鮮明に思い出すことができます。
催事自体は失敗なくスムーズに運営することができました。無事に催事が終わったとき、全員で喜びを分かち合ったことが今でも印象に残っています。お客様からも、「御社にお願いしてよかった」というお言葉をいただき、本当にやってよかったと思いました。
お客様に寄り添い、配信サポートにかける真摯な思いがあったからこその成功ですね。これもフクラシアならではの強みと言えるのではないでしょうか。
フクラシアはもともとホテルが運営母体になっている会社です。スタッフ一人ひとりがホテルマンとして教育されていて、ホスピタリティを大切にしています。細かな気配りや予期せぬ事態に備えた対応などができるスタッフたちだからこそ、大きなイベントも成功させることができたのは間違いないと思います。
そのうえで、弊社はイベントサポートの実績が多数あります。対面での開催からオンラインが主流になる中で、開催方法に悩むお客様も多数いらっしゃいますが、今までの経験を活かし、“できる”形ではなく、お客様の“やりたい”形を実現するためにお客様と寄り添い共感し、お客様と共にイベントを作り上げていけることが一番の強みだと感じています。
ホスピタリティは私たちのサービスのベースとなる考え方です。お客様の実施がより良いものになるよう、難しいご要望があったとしても“できない”という判断ではなく、別の形で“できる”という提案をすることができることも強みだと感じています。
フクラシア配信サポートをご検討いただくお客様へ
最後に、これから配信サポートの利用を考えている方に伝えたいことはありますか?
「オンラインイベントを開催したいが、どうやればいいか分からない」「自前でやりたいけどできるか不安」などの悩みを持っている方はぜひフクラシアにお問い合わせください。
スタッフ一同、出来る限りのお手伝いをさせて頂きます。
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