ライブ配信の際にチェックすべき「会場のチェックポイント」とは?

ライブ配信の会場選びでよくある悩み

ライブ配信の会場には企業の会議室やイベントホール、レンタルスペースなどが利用されるのが一般的です。ただ、企業の中にはライブ配信の経験が少ないゆえに「会場選びで苦労している」というところも多いようです。以下はライブ配信の会場選びでよくあるお悩みです。どのような悩みが多いのか、さっそく見ていきましょう。

ライブ配信に十分なネット環境がない

「自社オフィスからライブ配信をしたい」という企業様は多いのではないでしょうか。ただ、企業によっては配信に必要なネット環境が整っていない場合があります。たとえばメインオフィスフロアから離れた会議室等で配信をするとなっても、有線LAN接続ができなければ配信に十分な通信速度が得られません。また最大速度に問題がなくても、実際の通信速度(実効速度)が遅ければ配信に支障が生じる可能性もあるでしょう。

会場レンタルするとなっても適切な広さ・必要な機材がわからない

自社オフィスでの開催が難しく会場を借りる場合、「どのくらいの広さが必要で、どんな機材が必要なのか分からない」という企業様も少なくありません。

特にライブ配信は講演会やセミナーと異なり、カメラ越しでイベントの様子を視聴することになります。そのためどのくらいの広さがあれば出演者を映せるのか、照明やカメラ・音響機材がどの程度必要なのかといった点が重要です。

 

ライブ配信のノウハウがない場合は、こうした細かな点についてチェックしていく必要があるでしょう。そのため、どうしても準備・知識を身に着けるための時間や手間がかかります。次項では、ライブ配信の会場を選ぶ際に知っておきたい4つのポイントを解説していきます。

ライブ配信の会場を選ぶ4つのポイントとは?

ライブ配信の会場を選ぶ際は、少なくとも次の4点をチェックしておきましょう。

ネット環境

ライブ配信に必要な通信速度は、最低でも上りで3Mbps以上、配信専用ツールを使う場合は5~9Mbps以上欲しいところです。配信動画のビットレートやツールなどによっても必要なスピードは変わるのですが、理論上は上りの通信速度が早いほどスムーズな配信ができると考えて良いでしょう。ただしこの速度は「最大速度(ベストエフォート)」ではなく「配信する時間帯の実効速度」である必要があります。

 

会場を借りる場合は、その会場の通信速度をあらかじめ確認しておき、安定したネット環境があるところを選びましょう。自社オフィスで配信をしたいのに通信速度が出ない場合は、SIMルーターの貸し出しを検討してみるとよいかもしれません。

セキュリティ

企業で社内ネットワークからネットに接続している場合は、「セキュリティの問題で使用したい配信プラットフォームに接続できない」というケースがあります。実際にとある企業では、「セキュリティ設定によって特定のプラットフォームにしか接続できないことが配信当日になって判明した」といった事例もあります。

あらかじめ使用したいプラットフォームが決まっている場合は、実際に会場で利用できるかどうかを確認することが大切です。

動画撮影に必要な機材、音響設備など

動画撮影にはPCのOSやブラウザ、ビデオカメラやキャプチャーボード、マイクや照明といったさまざまな機材が必要になります。こうした機材のバージョン・型が古かったり不足していたりすると、思うように配信ができません。

会場選びの際には、配信に必要不可欠な機材が揃っているかを必ず確認しておきましょう。なおカメラ等の機材は自社で用意してもよいですが、会場によっては機材のレンタルも可能です。こうしたサービスをうまく活用してみるのも賢い方法です。

会場の予約時間

会場を借りる場合には会場の予約時間も確認しておきましょう。会場によっては1時間単位で利用できるところもあれば、2~3時間の固定制になっている場合もあります。また一見同じ料金であっても、それが1時間単位なのか3時間単位なのかによってトータルコストにも大きな差が生じます。

 

「利用したい時間帯に予約ができるのか」だけではなく、何時間単位で利用できるのか、1時間あたりの利用コストはどのくらいなのかを考慮して会場選びをするのがベストです。

ライブ配信サポートを利用するのも1つの方法

ライブ配信をする際には「どんな会場がいいのか」「自社オフィスで実施するにはどうすればいいか」など、多くの課題や疑問点が生じます。特に「対面型のオフラインイベントからライブ配信への切り替えをおこないたい」という場合、ライブ配信そのものの経験が少なくて苦労されるのではないでしょうか。

ライブ配信の会場探しに困っている場合は、ライブ配信サポートを利用するのも1つの方法です。ライブ配信サポートとは、ライブ配信の準備から運営までをサポートしてくれるサービスです。さらに、配信サポート業者の中には、提携の会場から最適なところを案内してもらえるところもあります。こうした配信サポートであれば、配信前~終了までをワンストップでお任せできるため、配信担当者の負担減にもつながるでしょう。

ライブ配信サポートは会場運営のプロ・フクラシアにお任せください

ライブ配信を成功させるには、会場選びがキーポイントになります。スムーズな配信をおこなうためにも、ネット環境や各種機材の揃った会場を選びましょう。また、自社オフィスで配信をおこなう場合は、配信に適した環境を用意できるかも確認しておくことが大切です。

フクラシアでは出張型の配信サポートに加え、ネット環境を完備した「フクラシア会議室」での配信トータルサポートも実施しています。また、フクラシアの貸し会議室以外にも、東西合わせて50以上の提携会場がご案内可能です。いずれも企業様のニーズや状況に応じて最適なプランをご提案しております。ライブ配信の開催でお困りの企業様は、会場運営・配信サポートのプロであるフクラシアまでぜひご相談ください。

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