プレス発表会を成功させるための3つのコツ
レス発表会を成功させるための3つのコツ

プレス発表会は自社発信の情報を広く一般の方に知ってもらうための手段のひとつ。多くのメディアに取り上げてもらい、より多くの層にアピールすることが最大の目的です。そのためには、取材者の立場に立って発表会を企画することがポイントとなってきます。

プレス発表会を成功させるためのコツをご紹介します。ポイントさえ押さえれば誰にでもできる方法です。

メディアが取り上げやすい時間帯を狙う

その日のうちにメディアに取り上げてもらうには、一般的に15時ごろまでに原稿をまとめる必要があります。原稿とは、記者が取材したものを文章にまとめ、必要があれば写真とキャプションを添えたもの。こうした作業をする時間を考慮すると、13時ごろまでにプレス発表会を設定しておけば、夕方のニュース配信にちょうど間に合うでしょう。
記者によっては、その場でネット配信したり、メディア編集や編成デスクへ直接、原稿データを送信したりします。そのため、プレス発表会の会場内に高速Wi-Fiが完備されていれば、記者にとって大変便利です。会場選びの際には、そのあたりの設備があるかどうかも視野に入れておくと良いでしょう。

わかりやすいプレスリリースキットを用意

伝えたい内容をまとめたプレスリリースがあると、記事を準備する際、大きな助けになります。原稿を書くにあたって、記者が改めて調べなくてはいけないようなバックデータや調査結果など、具体的な数値も含めて添えてあるのが理想です。
記事の仕上がりをイメージしながら、プレスリリースの内容を考えましょう。画像素材も各種用意しておきます。商品の画像は、本体正面だけでなく、いろいろな角度から撮影したもの、使用中の様子がわかるものなども準備しておきましょう。
自社のウェブサイトにプレスコーナーを設け、発表内容に関係する素材から会社のロゴまでプレスリリースキットとして、データを一式アップしておくとスマートですね。

撮影タイムを設けるメリット

記者によっては、自社記事のオリジナリティを高めるため、提供写真ではなく、記者撮影の写真を求めることもあります。これに対応するために、プレス発表会の開催時には、撮影タイムを組み込んでおきましょう。写真に臨場感が出て、記事のニュース性も高まります。
テレビの場合は動画が必要なので、撮影タイムは必須項目となります。バックが映り込むことを考え、背景となる部分にブランドや会社のロゴを入れておくのはよくある手法です。

ニュース性を盛り上げる意外性やトレンド感

記者のほうでも、視聴者や読者に響く内容やプレス発表のニュース性を重視しています。意外性やトレンド感を意識したプレス発表会を心がけましょう。
新製品なら、それだけでニュース性があります。定番商品でも新作が出たのなら、これまでの製品も含めてPRするチャンスです。発表内容に特に目新しい話題がないなら、ひと工夫して意外性やトレンド感を発表情報に盛り込みましょう。そのためには、新しい視点や新鮮な切り口が必要となってきます。

意外性やトレンド感の作り方

ニュースにしやすい内容として、ランキングや意識調査の結果報告があります。プレス発表会で取り上げる商品やサービスにちなみ、そのような調査を自社で企画するのも話題づくりの方法のひとつです。
その際に注意したいのは、そうした結果報告がひとり歩きしてしまい、自社商品やサービスにまで記事内容が及ばないことです。結果を踏まえて伝えたいことを取り上げてもらえるよう、調査内容については吟味する必要があります。結果からニュース性を抽出し、それを自社製品やサービスへとつなげる仕掛けづくりです。
知恵を絞って切り口を考え、ニュース性のある話題を創出しましょう。

メディアウケするプレス発表会で広告効果アップ

取材者が記事に落とし込みやすい情報提供、時間的制約を考慮したスケジュールなど、メディアウケするプレス発表会を企画しましょう。
広告費を使わずにマスメディアへの露出が期待できるPR活動として、プレス発表会は有効です。実際の記事を意識した発表内容で、広告効果アップを目指しましょう。

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