週末起業、ママさん起業、定年後のシニア起業など、さまざまなスタイルで事業を立ち上げる人が増えています。起業セミナーは、事業を始めるにあたって必要なことを学ぶ場所。自らのビジネスを成功に導くために実践的な知識を得たいと考える人が集まります。
ターゲットとなる参加者のプロフィールを意識し、相手に合ったプレゼンテーションをすることは、セミナー主催の基本です。参加者が満足できる内容であれば、次回の参加につながるだけでなく、口コミ効果も期待できます。どんなプレゼンテーションが向いているのか、起業スタイルごとに見ていきましょう。
週末起業なら、ITを駆使して効率性を意識して
平日は会社員として働き、週末だけ起業家として働くスタイルが、週末起業です。
副業としての収入源の確保を考える人から、ボランティア感覚で社会貢献を目的とする人まで、対象はさまざまです。
そうした彼らに共通するのは、週末の2日間だけしか時間がないという点です。
IT活用で効率性アップ
参加者は限られた時間の中で起業の準備を行っています。
セミナーでも、効率よく話を進めていくことは、満足度を上げるコツです。
そこでおすすめなのが、ITを駆使したプレゼンテーションです。時間の短縮につながり、データの共有を行いやすいというメリットがあります。
セミナー内で提供する情報を参加者の端末に送ったり、グループディスカッションでファイルの受け渡しをしたりするなど、大きなデータ送信が可能な環境はセミナーの効率化に貢献してくれます。
セミナー会場は、Wi-Fiの利用可能なところを選びましょう。
ママさん向けには、親しみやすい表現で
子育てをしながらビジネスを立ち上げる、ママさん起業。社会と接点を持ちたい、出産前のキャリアを生かしたい、趣味の世界をビジネスにしたい、などの理由でスタートする人が多いようです。
パート経験のみのママさんから、管理職の経験者まで、さまざまなキャリアの参加者が混在することが考えられます。
セミナー内でキャリアの差を感じさせない配慮として、親しみやすい表現でのプレゼンテーションが求められます。
分かりやすい言葉とイラストで理解度アップ
難しいマーケティング用語やIT専門用語など、一般の知識では理解しづらいと感じる単語の多用は避けましょう。
分かりやすい言葉を選ぶことはもちろん、イラストで図解したり、動画で説明したりするなど、目や耳で直感的に理解できるようなプレゼンテーションを心がけてください。
女性は感性が豊かです。五感に訴えるプレゼンテーションが、起業セミナーの理解を高めてくれます。
シニア起業なら、見やすさ・聴きやすさがポイント
定年後の自由な時間を充実したものにしてくれるのが、シニア起業です。サラリーマン時代に培った知識や人脈を駆使して、社会貢献をすることができます。
そんな彼らに共通するのは、豊かな人生観と、加齢による身体機能の衰えです。
文字の大きさや濃さ、話し方を工夫して好感度アップ
年齢を重ねるごとに、目が見えにくくなったり、耳が聴こえにくくなったりするものです。
シニア向けのセミナーでは、プレゼンテーションに使用する資料にも気を配りましょう。
読みやすいように文字のサイズは大きめにし、濃く印字できる書体を選びましょう。
また、早口にならないようにゆっくりとしたスピードで話し、はっきりと聴き取りやすい言葉遣いをしましょう。
参加者のストレスを軽減し、分かりやすいプレゼンテーションで好感度アップを図ります。
ココロをつかむプレゼンテーション
対象となる参加者の立場で、分かりやすさを意識したプレゼンテーションが大事なポイントです。
いくら内容の良いセミナーでも、伝わらなければ参加者に不満が残ります。
ココロをつかむプレゼンテーションこそが、成功する起業セミナー開催のコツといえるでしょう。
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