面接とは、双方が顔を合わせてお互いの「印象」を確かめ合う機会です。「印象」のように抽象的なものは、その場の雰囲気に左右されやすいもの。そのため、面接という場を有効に活用すれば、会社に対する好印象を与えることも可能といえます。
好印象を与える雰囲気とは、どんなものでしょうか。それは、面接で訪れた人に対する、細やかな配慮です。小さな心づかいを積み重ねることで、大きな場の雰囲気を作り出せます。セッティング担当が気を付けたい、面接会場5つのポイントについて紹介します。

1.心地よい環境と距離感の面接室

面接室の空間は、静かで明るく清潔な環境にすれば、心地よく感じられるでしょう。自社で行う場合は、とくに注意してください。社員にとっては慣れた場所でも、初めて来る人にとっては不安を感じさせる部分があるかもしれません。セッティング担当は、第三者の立場にたった視点を大切に、会場づくりをしましょう。
また、面接時は、面接官と面接を受ける側とのほどよい距離感も重要です。1対1、1対複数、複数対複数など、人数に応じてテーブルやイスの配置にも工夫します。長机1つを挟んで向かい合うような配置では、少し近すぎるでしょう。初対面同士が向かい合って心地よい距離は、120~150センチといわれています。

2.待合室の用意でスムーズな運営

来場者が面接前のひと時を過ごす待合室も用意しておきます。待合室は、緊張を和らげ、面接に向けて最後の心の準備をする大切な場です。廊下にイスを並べるなどはひと昔前のこと。別室を設けて対応しましょう。
また、待合室は、面接の開始30分前にはオープンさせましょう。早く来過ぎた人への対応や、受付周りのスムーズな運営に役立ちます。

3.面接官への配慮も忘れずに

面接を受ける側だけでなく、1日に多くの人と話をする面接官に対する心配りも必要です。採光や室温などの室内環境は快適ですか? お茶や水など、喉を潤すものは用意してありますか? おしぼりなど、気分をリフレッシュさせるものは準備されていますか?
面接官が気持ちよく過ごせる場があってこそ、スムーズな面接が可能になります。面接のスケジュール管理だけでなく、長い1日を座ったまま過ごす面接官の立場になって、さまざまな準備をしておきましょう。

4.受付は面接のフロント業務!

面接会場での受付の役割は、名前や開始時間のチェック、名札や資料渡しなど、いわば面接のフロント業務です。ここが会社に対する印象を決める最初の関門ともいえます。もたついて悪印象を与えることなく運営したいものです。貸し会議室など会場によっては受付サービスを用意しているところもあるので、思い切って任せてしまうのも一案です。
また、面接を受ける人にとって、面接会場は初めての場所であることがほとんどです。口頭で説明するだけでなく、受付から会場までの案内、待合室やトイレの場所など、会場内の案内ボードもキチンと整えておきましょう。

5.会場選びのコツとは

面接を受ける側にとって、困ることの一つに、会場までの道の分かりにくさがあります。面接のために遠くから出向いてくるような人が多いならなおのこと、分かりやすい場所に面接会場を借りるのが得策です。
関東であれば、東京や品川のようなターミナル駅であること、駅から近く分かりやすい場所に立地していることが、会場を選ぶ際に重要視したいポイントです。駅から遠い場合は、利用しやすい専用のシャトルバスがあるような会場を選びます。上手な会場選びで、面接の参加率をアップさせましょう。

面接で会社の印象は決まります

細やかな配慮でセッティングされた面接会場は、面接を受ける人の会社への印象を良くしてくれます。ちょっとしたことの積み重ねが、全体の印象を決めるものです。ポイントを押さえて効率よく準備し、面接準備を行いましょう。

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