社内研修が持つひとつの目的として「人材育成」があります。企業の発展に寄与する優秀な人材をいかに育てるのかというところに、研修の大きな理由があるともいえます。そこで、「リーダー研修」「クリエイター研修」にスポットを当て、人材育成に役立つ研修のアイデアを紹介します。

成功する研修・セミナーの設計ポイント

社員の教育を目的とした社内セミナーや研修を成功させるために、セミナー成功に必要な設計ポイントをまとめてみます。

テーマを明確にする

まずは、テーマの明確化です。例えば、「ビジネスパーソンとしての基本を学ぶ」というテーマはありがちですが、これでは「ビジネスマナーの基本」を学ぶのか、「ビジネススキルの基本」を学ぶのか、曖昧です。参加者の意思統一をはかるためにも、より具体的なテーマでコンセプトを明確にすることが大切です。

ツールを積極的に活用して集中力を持続させる

講師がただ話をするだけの研修・勉強会では、参加者の集中力が保てません。そこで、研修にメリハリをつけるためにも、ツールを積極的に活用しましょう。プロジェクターで画像や写真を投影して、視覚的なアプローチをしたり、動画を流したり、参加者が飽きない工夫も研修を成功させる重要なポイントです。

社員教育カリキュラム

具体的なテーマと、利用できるツールについても考慮しながら、具体的な社内教育カリキュラムを考えてみましょう。例として、2つのカリキュラムを紹介します。
チームリーダーを育てるための研修プログラムには、多くの種類があります。なかでも、「チームビルディング・アクティビティ」は、リーダーに必要な先見性、予測力、リーダーシップなどを、ゲームやアクティビティを通して身につけられる研修です。ここでは、屋内でできるアクティビティを紹介します。

リーダー研修には砂漠からの脱出ゲーム

このゲームは、リーダーシップやディベート力の強化に効果的です。
ゲーム参加者は、飛行機に乗り合わせた乗客という設定です。飛行機がエンジントラブルで砂漠に墜落。生き残ったのは、乗客役のゲーム参加者のみ。全部で12個のアイテム(カードで12のアイテムを決定する)を使って、砂漠を脱出するための方法を考えるというものです。
極限のシチュエーションを設定することで、リーダーシップの発揮の意味を知り、コミュニケーションとディベート力が試されることになります。中堅社員を集めて、1チーム5人から8人程度でグループを作り、どのグループが砂漠から脱出できるかを競うと、より効果的です。

クリエイター研修にはブレインストーミング

発想する技術を鍛えるのがブレインストーミング(ブレスト)です。チームで課題や企画、問題点の解決などを図る際によく使われており、自発的なアイデア発表や企画力を磨くために、最適な手法とされています。しかし、ブレストもただ発表しあえばよいというものではありません。ブレストを研修に取り入れる際には、いくつか注意すべき点があります。
・幅広い分野の参加者を集める
社内縦断型で、さまざまな部署の社員を集めてチームを組むことで、視野の広い意見が交わされます。新人やベテランを問わず参加させることで、新人社員とのコミュニケーションツールとしても利用できます
・過去の成功体験にとらわれない
ブレストでおちいりがちな問題点として、過去の成功体験にとらわれ、前例主義に基づくアイデアしか出なくなることが往々にしてあります。それを防ぐために、最初に「過去の成功体験ははぶく」というルールの明確化が必要です。
・他人のアイデアや意見を否定しない
ブレストは、他人のアイデアや意見から、さらに新しい視点で発想することを重視します。そのためには、批判や否定はご法度。他人のアイデア・意見を批判しないというルールを厳格化することが大切です。

会場選びも忘れずに

社員教育カリキュラムが整ったら、内容に応じた会場選びが必要です。社内に研修施設がある場合を除けば、会場の確保から検討することになるでしょう。
研修の目的に合わせて、立地・設備・広さを十分に検討し、早めに会場を探しましょう。貸し会議室であれば、一定期間、仮押さえができたり、広さを調節できる会場もあったりして、とても便利です。社外で行う研修は、非日常の空間となって、気持ちが引き締まることでしょう。

『社員教育・研修』にお勧めの会場はこちら