社内イベントから見る、日本とアメリカの企業風土とビジネス文化の違い
社内イベントから見る、日本とアメリカの企業風土とビジネス文化の違い

日本の企業風習として、昔から行われているもののひとつに、「社内イベント」があります。これは、日本のビジネス文化が生みだした独自の習慣といえるでしょう。
一方、アメリカでは、社員が一同に会するような社内イベントはほとんど見かけません。
グローバル化した現代において、アメリカ式のビジネス文化がスタンダートになりつつありますが、社員同士の人間関係を深める意味や、仕事へのモチベーションを高めるためにも、日本では社内イベントが必要とされています。
そこで、なぜ社内イベントが必要なのか、日米のビジネス文化を比較しながら考察し、貸し会議室を使ったユニークなイベントアイデアを提案します。

 

日本とアメリカのビジネス文化の違い

日本では、社員のコミュニケーションの手段として「社内イベント」を定期的に開催する企業が多いのですが、アメリカではそのような習慣がありません。
職場の人間関係は、あくまでも仕事上のもので、ビジネスとプライベートとは別という考え方が一般的なのです。
雑誌「月刊総務」が行ったアンケート調査によると、日本の企業では9割以上の会社が「社内イベント・社内行事を必要とする」と答えています。
その理由として、「仕事だけの付き合いでは深い人間関係が築けず、それが仕事に影響を与える」ためだとしています。

日本企業で行われる「社内イベント」

では、日本の企業で行われている「社内イベント」にはどのようなものがあるのでしょうか?
例えば、社員の誕生日会や部内ごとの飲み会、オリエンテーリング、運動会、季節ごとのパーティ、社員旅行などがメジャーです。
しかし近年、日本の企業でも、社員の意識が「仕事とプライベートをきっちり分ける」方向に向かっており、会社側がイベントを企画しても参加しない社員が多くなっているます。
そのため、社員が自発的に参加したくなるようなイベントの企画が必要です。

貸し会議室を使ったユニークな社内イベント企画のアイデア

より効果的な社内イベントとするために、貸し会議室を使って、社員が参加したくなるイベントのアイデアを紹介しましょう。

社内コンペ・事業コンテスト

社員に新規事業のアイデアを求め、予備選考を社内で行います。
予選通過者を選び、貸し会議室をコンペ会場にして、全社員(もしくは部内から数名ずつ選考委員を選ぶ)の前で予選通過者が公開コンペを行います。最後に、コンペに出席した社員の投票により優秀賞を決定、賞金か賞品を授与します。

月に1度のレンタルBar

社員同士の交流を日常的に深めるための施設として、社内にカフェやBarのある会社もあります。
自社内にそういった施設がないという場合、貸し会議室をBarにしてしまうというアイデアがおすすめです。
貸し会議室にBarセットを用意し、「Barで交流会」というイベントを月に1度など、定期的に行ってもいいでしょう。
実際のお店を貸し切るより割安になり、都合に合わせて利便性の良い場所を選べます。飲食可の貸し会議室を探し、定期的に借りれば、オシャレな社内イベントになりそうです。

貸し会議室で「社内異業種交流会」

大きな会社ほど、所属する部署以外での交流は薄くなりがちです。
しかし、いつも同じ部門の人とばかり交流していると、視野も狭くなり、発想も貧困になってしまいます。
そこで、普段、交流の少ない他部門の社員たちと、貸し会議室を使って交流会を行ってみてはいかがでしょうか?
軽食を取りながら、改めてお互いを知り交流を深める、これだけのイベントですが、社内が活性化し、人材育成にも有効です。

魅力的な社内イベントで社員の活性化を

日本独特のビジネス文化であっても、社内イベントが企業に与える影響は十分にあります。
社員が交流を重ねることで、会社に対するロイヤリティの醸成につながり、なによりも、仕事へのモチベーションを高めることになります。
大掛かりなイベントではなくても、貸し会議室を活用することで、面白いイベントができるはずです。

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