ひと昔前までは、結婚や出産を機に会社を辞める女性が多くいました。しかし、現在では、その多様なライフスタイルこそ会社の成長に欠かせないとして、積極的に職場への復帰を応援する企業も出てきています。それに伴い増えてきているのが、女性向けの研修会です。
参加者が女性だけという研修を開催する場合、どのような点に注意すればスムーズな運営ができるのでしょうか。研修を成功させる4つのポイントをご紹介します。この5つを上手にコントロールするのが、女性向け研修、成功のコツです。

1.おしゃれできれい! 快適な室内環境

参加者が女性のみの場合、研修を行う環境には細心の注意を払いましょう。おしゃれにデザインされた会場なら、参加者の気分も高まるはずです。そして女性は男性に比べ、細やかな室温の調整が必要です。冷え過ぎや、温風が直接当たってしまうような空気調節しかできない空間では、具合が悪くなってしまう可能性が。こまめな温度調節が可能な空調設備の整った会場を選びましょう。
また、乾燥からくる不快感も女性の大敵です。前の人が使ったときの匂いがこもっているなど、不潔な感じのする空気もNG。加湿器、空気清浄器などが用意されていれば、さらに快適な空間が実現できるでしょう。

2.食事やお茶のサービスで好感度アップ

終日の開催や、ちょっとしたブレイクタイムが必要な研修なら、食事やお茶のサービスがあるほうがベター。知らない街でランチの場所を探し、ひとりで食べるのは、一般的に女性にとって気が重いものです。ちょっとしたサンドイッチや甘いもの、コーヒーや紅茶のサービスは、研修の印象をグッとアップさせてくれます。
そんなときに便利なのが、ケータリングサービスの可能な研修会場です。普段は食べる機会のないようなホテル並みの豪華な仕出し弁当など手配できたら、言うことなしでしょう。気分良く研修を受けてもらうためにも、ちょっとした癒しの演出も大切です。

3.クロークの設置

女性は何かと荷物が多いものです。研修に必要な資料以外にも、子どものお迎えに必要なものや、冬なら厚手のコートやマフラーなど、こまごまとしたものを持っていることがあります。
そんなとき、クロークサービスがあると、すっきり身軽な状態で研修に参加できます。研修内容に集中しやすい環境を作ってあげることも担当者の役目です。クロークサービスがなければ研修会場内に荷物置き場を設置するなど、細やかな配慮を忘れずに。

4.トイレなど周辺環境

よく見られるのが、男性用に比べて女性用トイレが少ない環境です。休憩時間だけではトイレタイムが足りなくなるようでは、研修の運営に差し障ります。十分な数が確保されているか確認し、足りなければ時間配分を考える、別のフロアに誘導するなど、事前に対応策を用意しておきましょう。
また、ソファーコーナーや清潔な喫煙コーナーなどの場所は整っていますか? 研修の合間にひと息つけるような環境が充実していると、上手に気分転換ができるので、集中力が高まるでしょう。

女性に好評なら男性にも!

女性から好評な研修環境なら、もちろん男性にとっても快適なもの。紹介した5つのポイントは、どれも事前の確認で実現が可能になることばかりです。女性向け研修開催の担当者になったら、ぜひ参考にしてみてください。
参加者の立場で工夫を凝らした運営ができれば、研修の成果もより大きなものになるでしょう。