セミナーといえば、これまで自社のみでしか開催したことがないという方も多いのではないでしょうか。他社との共同開催セミナーは、企画から実施まで自社セミナーよりも手間暇がかかり、どうしても敬遠されがちです。しかし、多くのメリットもあり、上手に実施することで自社セミナーでは得られない効果を上げることができます。そのメリットと、注意すべき落とし穴に迫っていきます。
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メリット1:コンタクトリストの拡充
なんといっても一番のメリットは、自社開催のセミナーと比べて、コンタクトリストを大幅に増やせる可能性が高まることです。
共同開催セミナーの告知・集客においては、自社のリストへの宣伝だけではなく、共同開催先の会社も、その会社が持つ顧客リスト・コンタクトリストにあたって宣伝を行います。そのため、これまで自社の営業努力だけではリーチできなかった層が来客し、自社のコンタクトリストを広げられる可能性が高まります。
またオープン参加のセミナーであれば、思い切って貸し会議室を借りることにより、いつもはリーチできないような客層が通りすがりに参加することもあるかも知れません。
メリット2:セミナー内容の深化
自社開催のセミナーでは、講演内容が似通ったりプレゼンターがいつも同じだったり、どうしても内容がワンパターンに陥りがちです。
しかし共同開催セミナーであれば、例えば同じトピックを他社のナレッジを生かして違う観点から掘り下げてみる、異なるバックグラウンドを持つ他社のプレゼンターに代わる代わる登壇してもらいリズムよく進行するなど、共同開催先のリソースを駆使すればさまざまなパターンで開催することができます。 いつも自社セミナーに来てくれている常連さんにも、きっと満足してもらえる内容を企画することができるでしょう。
共同開催先の見極めと会場選定には要注意
いいことずくめのように思える共同開催セミナーですが、その実施にはいくつかの注意が必要です。
まず互いの持っているコンタクトリストが、双方にとって魅力的かどうか、必ず事前に探りを入れておきましょう。
例えば他社の持っているコンタクトリストのほとんどが自社のものと重複していれば、メリットの1つ目であるコンタクトリストの拡充は望むことができません。
また、他社と自社のそれぞれのサービス内容に、ある程度の共通点があると、セミナーを組み立てやすくなります。例えば、イベント運営会社と貸し会議室運営会社という互いに近しい会社同士であれば、「お客様が満足するイベントの組み立て方と、会場づくりのコツ」といった一貫したメッセージのセミナーを難なく開催することができます。
しかし、貸し会議室運営会社と輸入食品業者が共同開催セミナーを企画するとしたら、どうでしょうか。全くの異業種同士で、新しいコラボレーションを届けることができるかも知れませんが、お客様にとって価値が分かりづらいセミナーになってしまう可能性もあります。
上記は少し極端な例ではありますが、共同開催先はセミナー内容も考慮しながら探すことで、より価値のあるセミナーを届けやすくなるでしょう。
加えて会場の選定も、どこを使うかによって、参加者が受け取るセミナーのメッセージ性が異なってきます。
来場者にとって、あなたの会社の会議室でセミナーを行う場合は、あなたの会社の色が強いセミナーに写りますし、他社の会議室だと他社色の強いセミナーと、どうしても「ホーム」「アウェイ」感が伝わってしまいます。
共同開催の場合は、外部の貸し会議室を利用することも視野に入れ、適切な会場を選ぶことが大切です。
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