商品展示会は、ただ商品を案内するだけのイベントではありません。来訪したユーザーに、「ブランドイメージ」をしっかり伝えるという目的もあるのです。
しかし目的があっても、何となく商品展示会を実施してしまっては、うまくいかないことも。そこで今回は、商品展示会でブランドイメージを上手に伝えるポイントを、「パネルを上手に使う」「イメージの統一」「コーポレートカラーを打ち出す」の3点からお話しします。
パネルを使って「視覚」で伝える
ブランドイメージは、「視覚」から直接的に内容を伝えると、浸透させやすくなります。
シンプルにポイントを伝える
パネルを用いて伝えたいポイントは、厳選しましょう。すると、シンプルになるため、ユーザーにイメージが届きやすくなります。あまり詰め込むと、情報過多になってしまうため、ユーザーに「最も伝えたいこと」が伝わりにくくなるのです。
「ブランドイメージの中で最も伝えたいことは何か」を絞って展示してみましょう。
キャッチコピーでわかりやすく忘れにくく
キャッチコピーを使えば、商品を覚えやすくなり、ユーザーの心に残りやすくなります。
その際、キャッチコピーは長過ぎないよう適度な長さにしてください。なぜなら、あまり長いと覚えてもらいにくいからです。短文で覚えやすく、頭に残るようなキャッチコピーを心がけるとよいでしょう。
またキャッチコピーは、できるだけ大きな字で記し、遠くからでも見えるように配慮してください。せっかく良いコピーを作っても、パネル付近のユーザーにしか見えなければ、覚えてもらうチャンスが減ってしまいます。そのようなもったいないことにならないよう、パネルを作り終わったら、見やすいかどうか、必ずチェックをしてください。
またキャッチコピーの背面に、ブランドロゴを入れるのもよいでしょう。ロゴとコピーをセットで覚えてもらえるため、ユーザーの心に残りやすくなります。
配布する資料やウェブサイト、すべてのイメージを統一
前述したキャッチコピーやブランドロゴは、商品展示会の会場内だけでなく、配布する資料やオフィシャルサイトなど、あらゆるところに使いましょう。
すべてを統一することで、ユーザーをよりブランドの世界観に引き込めるのです。また、資料やサイトに掲載されていれば、いつでもどこでもユーザーに「ブランドイメージ」を思い出してもらえます。その場だけでなく、後々まで活きる手法です。
会場全体にコーポレートカラーを打ち出す
展示会となる会場の壁や照明に、コーポレートカラーを打ち出すことで、さらにブランドイメージを演出できます。例えば、ブランドロゴに、シルバーとパープルが使われているとしましょう。この場合、照明にシルバーとパープルを使えば、ロゴと親和するため、ブランドイメージの世界観が生み出せます。
また、シルバーを全面に、スポットでパープルを使うなど、演出を変えれば、また違った表現ができるでしょう。午前と午後で使い分けるなど、時間やコーナーによって変えるのも面白いかもしれません。
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