ワーケーションとは?働き方として注目される理由やメリット・導入事例を紹介

投稿日:2019年12月13日
自宅などオフィス以外の場所で業務を行う「リモートワーク」と呼ばれる勤務形態を導入する企業が増えてきています。そんなリモートワークの一種として、自宅ではなく旅先などで勤務する「ワーケーション」もまた注目を集め始めています。
今回は、ワーケーションとはどのような働き方なのかと、注目されるようになった背景、導入のメリットや事例などについてご紹介します。

 

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ワーケーションとは?

ワーケーションとは「仕事(ワーク)」と「休暇(バケーション)」を組み合わせた造語で、リゾート地や帰省先などで休暇をかねてリモートワークをすることを言います。
アメリカで2000年代に生まれた言葉で、当初はフリーランサーなどの働き方の一つの形態として注目されてきました。
近年、リモートワークに対応する企業が増える中、日本でも2017年に日本航空(JAL)がワーケーションの取り組みを導入するなど、広まりを見せています。

ワーケーションが注目される理由

ワーケーションが日本においても注目されるようになった背景には、働き方改革への対応があります。

特に関わりが深いのが「年次有給休暇の取得義務化」です。働き方改革関連の法改正により、企業は従業員に年5日の年次有給休暇を確実に取得させることが義務付けられました。しかし、日本人の有給休暇取得率は50%程度と低く、世界的に見ても圧倒的に低いことがわかっています。職場の状況や仕組みが変わらず「義務化されたので、年5日の有給休暇を必ず取得してください」と言うだけでは、有給休暇の取得率を高めていくのは難しいでしょう。つまり、企業としてなんらかの対策を講じる必要性が高まっているのです。

日本人が有給休暇を取得しづらい理由として、職場の「人手不足」と、自分が休むことによってほかの人に迷惑がかかってしまうことに対する「気まずさ、申し訳なさ」を挙げる人が多いというアンケート調査結果があります。こうした日本人の気質は、まとまった日数の有給休暇を取って旅行などに出かける人が少ない理由でもあるでしょう。

そこで注目されるのが、ワーケーションです。ワーケーションを導入することで、長期休暇を取ることによる業務の滞りや気まずさを感じにくくなり、結果として有給休暇取得率の向上につながることが期待されています。

また、少子高齢化が進み労働人口が減少傾向にある中、優秀な人材を確保していくためには、柔軟な働き方への対応がますます求められるはずです。ワーケーションのように自由度の高い働き方を実現する制度を導入することは、企業としての魅力を高め、人材の確保や定着にも役立つと考えられています。

ワーケーションのメリット

ワーケーションを取り入れることで得られるメリットには、以下のようなものが挙げられます。

業務に対する意欲や活力の向上

普段と異なる環境で仕事することで、新鮮な気持ちで働くことができます。新たな発想が生まれたり、改めて仕事への意欲を感じたりする効果が期待できるのです。また、始業前の朝や、就業後の夕方以降の時間をリゾート地などの環境で自由に過ごせるため、リフレッシュして仕事への活力が生まれやすくなります。

家族と過ごす時間が増える

旅行期間中にも出勤できる仕組みが導入されることで、これまでまとまった休暇を取るのが難しかった人も取りやすくなり、家族と旅行に出かける機会を増やせます。家族と過ごす時間が増え、ワークライフバランスの実現にも役立つのです。

地域の活性化につながる

都心やその近郊で働き、暮らしている人たちが、ワーケーションのために地方を訪れる機会が多くなれば、地域経済の活性化や交流人口・関係人口の増加にもつながることが期待されています。

ワーケーションの導入事例

近年は日本でもワーケーションを制度として導入する企業が少しずつ増えてきています。日本企業のワーケーション導入事例をいくつかご紹介します。

日本航空(JAL)

日本企業でワーケーションをいち早く導入した事例としては、冒頭でもご紹介したJALの取り組みが挙げられます。
JALでは2017年の夏期(7月~8月)に初めてワーケーション推奨期間を実施しました。当初2か月間での利用者は11人でしたが、翌年の夏期には78人が利用。2018年にはのべ174人が利用するまでに利用者が増えました。現在、JALの勤怠システムでは、「休暇」などと並んで「ワーケーション」という項目を選択することができるようになっているそうです。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は、2019年度よりワーケーションの取り組みを開始しています。7月末には長野県軽井沢町にある同社の保養所の一室にワーケーション専用のITオフィスを開設。家族での旅行中に1日だけ出社して仕事をするというような利用を想定したもので、オフィス備え付けのPC機器などを業務のために使用することができます。すでに50人以上の社員が利用を経験し好評となっているようです。

ユニリーバ・ジャパン

ユニリーバ・ジャパンでは、2019年7月よりユニリーバ式のワーケーション「地域 de WAA」を導入しました。「WAA」は「Work from Anywhere and Anytime」の略で、働く場所と時間を社員が自由に選べる働き方を意味しています。山形県酒田市、山口県長門市など全国6か所の自治体と提携し、その地域の施設をコワーキングスペースとして社員が無料でワーケーションに利用できるようになっています。

まとめ

ワーケーションとはどのような働き方なのかと日本で注目されるようになった背景、ワーケーション導入のメリットや日本国内の導入事例などをご紹介しました。ライフスタイルや価値観の変化などにより、今後はますます柔軟で自由度の高い働き方のニーズが高まると考えられます。そうした中、ワーケーションを制度として導入する企業も増えていくでしょう。働き方改革への取り組みや対応の一つとして、ワーケーションの導入を検討なさってみてはいかがでしょうか。

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