セミナーでのアンケートの回収率をアップさせる方法
セミナーでのアンケートの回収率をアップさせる方法

投稿日:2019年7月5日(更新日:2021年11月3日)
セミナー内容の効果測定の手段として、アンケートは比較的簡単な方法です。
アンケートを実施すれば、次の研修に生かすこともできます。せっかく実施するなら回収率を上げて、より確実な効果測定を行いたいものです。
回収率をアップさせるアンケートの実施について見ていきましょう。

答えやすいアンケートで回収率アップ

あまりに設問の多いアンケートでは、答える側の気分もなえてしまいます。聞きたいことは効率よくまとめて、適切な設問数に抑えましょう。
箇条書きのように簡潔で、すぐに読める質問文であることも必須です。アンケートの文面はよくよく考え、校正を重ねて洗練させておくのも、答えやすいアンケートにするポイント。
また、オープンクエスチョンは、考える時間も必要なうえ、書く方もおっくうに感じるもの。どうしても聞きたいことだけに留めて、少なめの設定にしておきましょう。
答えやすいアンケートなら、書く人の負担も減り、記入率もアップ。結果としてアンケート回収率もアップします。

重要な設問はなるべく上のほうに

アンケート用紙はA4用紙1枚程度にします。そして、どうしても知っておきたい重要な設問は、なるべく上のほうに書いておきましょう。
アンケートは、最後のほうになるほど、面倒になって回答率の下がることが多いためです。

主張のあるアンケート用紙にする

アンケート用紙は、ほかの資料に紛れ込んでしまいがち。白い紙に混ざって見つけにくく、最後まで気づかれないことも……。
例えば、アンケート用紙を色つきの紙にしたり、紙質を変えてみたりするのもひとつのアイデアです。配布資料の束に埋もれてしまわない、主張のあるものにして回収率アップを目指しましょう。

アンケートを書く時間を設定する

アンケートを書く時間をセミナーのスケジュールに組み込んでいますか?回収率を上げるだけでなく、質の良い回答を得るためにも、アンケートを書く時間をセミナーのあとに設定することをおすすめします。
セミナー終了時間の前、5分でもOKなので、アンケート用の時間を設定しましょう。また、事前にアンケート用紙を渡しておけば、セミナー中の空いた時間に書くこともできます。
セミナーが終わらずとも書けることもあるので、最後にアンケートに答えるとき、時間の短縮につながるでしょう。

アンケート用紙は渡しておしまいではありません。書く側にゆだねてしまうのではなく、主催者側から回答を促すことも、アンケート回収率アップにつながります。

セミナー会場出口で直接回収

アンケート回収時は、机にそのまま置いておいてもらったり、ボックスに入れてもらったりするのではなく、担当者が直接受け取るようにします。
セミナー会場の出口付近に待機して、出ていく人から直接回収するようにしましょう。人に渡すとなると、白紙のままではなんとなく出しにくいものです。
セミナー会場の出口に、中で書けなかった人のためのテーブルやペンのコーナーを作っておくのもオススメです。出口付近では積極的に声をかけて、回収率アップに努めましょう。
予備のアンケート用紙を準備しておいて、その場で書けるようにしておいてもよいですね。

シーンごとにプッシュして回収率を上げる

アンケートの回収率を上げたいなら、ちょっとくどいかな?言いすぎかな?と思うぐらいの頻度で記入を促しましょう。
セミナー開始時、休憩時間の前など、ひと声かけることで参加者にアンケートを書くきっかけを与えます。タイミングを見ながらセミナーのシーンごとにプッシュして、回収率アップにつなげましょう。
さらにアンケートを書く時間も設定すればバッチリですね。回収率を上げてより良いセミナーの開催に役立ててください。

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