年間スケジュールを立てて研修を行うことで、しっかりと順序立てた講義を行うことができます。より効率よく、効果的に研修を行うためには、事前の計画が大切です。また、場当たり的に研修を行う場合と、年間スケジュールを立てて研修を行う場合とでは、実際にかかるコストや労力も大きく変わってきます。

年間スケジュールを立てるメリットを、ポイントごとに考えてみましょう。

年間スケジュールを立てることで労力をカット

年間スケジュールを立てることで労力をカット

研修を行う際は、研修内容や対象者について事前に定めておく必要があります。

ところが、いくら事前準備をしておいたとしても、実際に研修を行ってみると、「内容に不足があった」「実務に則した内容まで到達できなかった」などといった問題が出てくることがあります。

反対に、講義内容に不足がないように長期日程で開催したり、追加研修を行ったりした場合は、「当面は必要のない内容だった」「すでに知っている内容だった」といった不満が出る可能性もあります。

こうした事態を防ぐためには、事前にしっかりと研修計画を立てておくことが必要となります。いつ、誰にどのような研修をさせるのが最も効果的なのか、改めて考えてみてください。

研修計画を元に年間スケジュールを立てておけば、1年を通した教育の流れがはっきりします。じっくりと具体的な研修計画を練る時間を取ることが、結局は、時間と労力の無駄を省くことにつながります。

参加者の負担をカット

参加者の負担をカット

研修に参加する社員は、そのために自分の業務を調整し、時間を空ける必要があります。予定外の研修予定が入ってしまうと、その都度仕事を調整しなければなりません。なかには、どうしても仕事の都合が付けられずに研修に参加できないという参加者も出てくるでしょう。

こうした問題についても、最初から年間の研修スケジュールが決まっていれば安心です。あらかじめ予定を定めておくことで、必要な人が必要な研修を確実に、過度な負担なく受けられるようになるのです。

研修は業務のために必要な時間ですが、そのために通常業務が圧迫され、参加者の大きな負担になるようでは、参加者のモチベーションが下がってしまいます。前向きに研修に参加してもらうためにも、事前に「いつ・どのような研修に参加すべきなのか」ということをはっきりさせておくことが効果的です。

年間契約でコストカットとトラブル回避を

研修計画を立てる度に、あちこちの研修会場を押さえようとすると、それだけたくさんの労力や人件費がかかってしまいます。その点、年間スケジュールが決まっているのであれば、同じ研修会場と年間契約を結ぶことも可能です。年間契約には、次のような複数のメリットがあります。

コストカットや優遇サービス
研修会場の中には、年間契約を結ぶことで費用面での優遇や、設備サービスなどが受けられるところもあります。どのようなサービスがあるのか、事前に確認しておくと良いでしょう。

参加者が集中しやすい
初めての場所というのは、緊張しやすく、落ち着かないものです。その点、いつも同じ会場での研修であれば、参加者も会場に慣れることができるため、集中しやすくなります。

設備面での安心感
「設備が思っていたものと違っていた」、「会場が使いづらかった」といったトラブルも、いつも同じ会場での研修であれば無用です。使い慣れた設備を使用することで、スムーズな進行が可能になります。

会場の担当者との意思疎通が取りやすい
馴染みの研修会場ができれば、会場担当者とのやりとりもよりスムーズになります。研修準備の相談をする際も、会社のニーズを理解した担当者がついてくれますから、過不足なく準備を進めることができます。

研修は計画性を持って行い、無駄を削減するように心がけましょう。