初の試み新卒3年目のフォローアップ研修を完全サポート

クライアント様は、起業から数十年、売上高数千億円の規模でビジネス展開する独立系ITサービス会社様です。ICTコンサルティング、ソフトウェア開発、システム・インテグレーション、アウトソーシングサービスなどを行っています。数十年前といえば、まだコンピューター自体が珍しい時代。そんななか、電気やガス、水道のようなインフラシステムをITで支える社会の実現を目指し、たった十数人で始まった会社です。
今回は、全国の新卒入社3年目の社員向けフォローアップ研修ということでご依頼いただきました。

参加者の気持ちに寄り添うための3つの問い

今回のテーマは、「機能障害を抱えた上での生活に伴う課題を話し合い分かち合う」「それにより質の高いくらし=物質的、精神的にも充実した日々を送ること」です。しかし、私自身機能障害者に必要なケアが具体的にわからない状態でした。しかし、これまでにも同じ立場や境遇の方を集めた集会、大会を担当した実績が複数あり、同じ境遇だからこそ分かち合える、そうした時間の大切さを少なからず肌で感じる瞬間がありました。
これらの経験から、主旨を深く理解して、参加者の気持ちに寄り添ったお手伝いができればと思い、まず下記の3点について考えました。

◆機能障害を持つ方が抱える悩みは何か
◆機能障害者にとってこの団体はどんな意味を持つか
◆上記2点を踏まえた上で、大会の主旨は何か

また、クライアント様が下見にいらしていただけることになったので、そこで率直に「交流会や参加者について深く知ることから始めたい」旨をお伝えし、ヒアリング・提案を重ねました。

参加者は、交流会に参加することで大きな負荷がかかると予想されたため、少しでも楽に過ごせるよう、
「移動面」「万が一」の2点から準備をしました。

移動時の手配

移動においては、バス・徒歩どちらも時間に余裕を持ったスケジュールを組みました。会場内部では、エレベーターの混雑も考えられます。そのため、階段による移動の際、下の階で集まれるようにし、移動の負荷を少しでも軽減できるよう努めました。

万が一を考え、体調不良への対応も

宿泊されるお部屋には、1室、保健室を設けました。また、容態が急変した際、すぐに送迎できるよう、駐車場を1台キープいたしました。

また、医療従事者も帯同されるとのことでしたので、「医師・看護師の名前」「部屋番号」「クライアント様の携帯電話番号」をフロントと共有し、何があってもすぐに動けるよう手配しました。

クライアント様は、団体名の横断幕に「テーマ」も記載したいとおっしゃられました。しかし文字数が増え、1文字の大きさが小さくなります。そうなると訴求力に欠けるため、別々に分けての掲示を提案しました。
また開会式は、当初、前方にステージを設置してスクール型に配置、その後島ごとのスタイルにレイアウトチェンジするという形でしたが、移動が発生するため参加者に負担がかかります。

また、どうしても進行が途切れている印象を与えてしまいます。さらに、スクール形式ゆえに、最前のステージと最後方の距離が遠い、講師とその他大勢という点も懸念されました。そこで、横断幕の件から、交流会テーマの共有や場の一体感を大切にされていることがわかりましたので、ステージをおおうような「島」でのレイアウトを提案しました。これにより、ステージと各島の距離が近くなり、演者と参加者の顔と顔がつながり、食事でもグループ内で会話が生まれやすくなり、みなさまとの距離が縮まりました。

繊細なテーマを扱うグループワーク

今回、男女に分けて、「結婚・恋愛」について話し合うグループワークが行われました。このテーマが選ばれたことから、参加者は、大事なパートナー(になりうる人)に病気を打ち明け、受け入れてもらったり理解してもらったりすることが、普通よりもためらいを覚え勇気のいることだと、想像できました。

しかし配置は、会場内で男女を区切るだけのものでした。すると、「異性」に話の内容を聞かれてしまいます。いくら同じ病気の人同士でも、テーマが繊細ゆえ、聞こえてしまうことに不安を持つのでは? と懸念したので、「会場自体を分ける」「イスのみで車座」という提案をしました。これにより、「聞こえる不安が軽減される」「人と人の距離が近くなり、お互いの内面をオープンにしやすくなる」環境に近づきました。

開会挨拶にてクライアント様が、「今大会への思い」「どんなプログラムを用意しているか」お話した上で、「テーマの意味は、大会が終わった頃にみなさんが体感することでしょう」と締めくくられていたことが、とても心に残っています。
今回、「心臓病を抱える方々が共に手を取り、より充実した豊かな人生へとつながる大事な会になる」ようお迎えできた案件だと感じました。

ポイント1

交流会や参加者について深く知る

当初、心臓機能障害の方がどのようなケアを必要としているのか分からない状態でした。それゆえ、クライアント様に対し、率直に「交流会や参加者について深く知ることから始めたい」旨をお伝えし、ヒアリングをしました。

ポイント2

参加者への負担を軽減

参加者は、心身ともに負荷がかかりやすい状況です。そのため、会そのものだけでなく、宿泊や移動などあらゆる点において、負荷が少なくなるよう、配慮しました。

ポイント3

参加者同士の距離を縮める

「新しい仲間が増える」「良い思い出をつくる機会になる」という参加されるみなさまが楽しみにされているポイントを実現するために、「参加者同士の距離がより縮まる」レイアウトを提案しました。

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