若手社員の社内旅行への参加率低迷に、頭を抱える企業が増えています。社員のコミュニケーションを円滑にして業務に活かすことが目的のはずが、これでは逆効果。社内旅行そのものが悪いわけではなく、工夫を加えて参加者にメリットを感じてもらえれば、企業にとって有効な手段になることに変わりはありません。いま、参加したくなる旅行のかたちに変えていくことが求められているのです。行きたくない5つの理由をもとに、新たな旅行のプランを考えてみましょう。

理由その1:休日が減るのが嫌

業務に支障が出ないように会社の休業日を使って社内旅行を企画する企業も多いのではないでしょうか? 社員の立場からすれば、たとえ旅行であれ、会社の都合に従って動くことに抵抗を抱く場合もあります。
ワークライフバランスが定着した近年、「会社に尽くす」という考えは薄れつつあり、若手社員にとっては休日をきちんと休んで満喫することで良い仕事ができるという認識があるでしょう。思い切って、勤務日に旅行を企画してみてはいかがでしょうか? 営業日を休日とすることは企業にとって痛手のように感じますが、社員を大切にできる企業として取引先や顧客にもアピールできるポイントにもなります。金曜日から土曜日にかけて旅行をする企業は意外と多いようです。旅行に参加した休日の分を振替休日として休むことができるような制度を設けてもいいかもしれませんね。

理由その2:せっかくなら親しい人と旅行に行きたい

旅行に行きたくないわけではないけれど、せっかくの楽しい思い出は大切な人と共有したい、と考える社員もいることでしょう。普段忙しくて家族との旅行もできないのに、自分だけ行くことに気が引けているのかもしれません。社員1人につき1名まで同伴可、という制度を設けている企業があります。また、旅費の一部負担で家族全員が一緒に参加できるという取り組みをしている企業も。会社として毎日仕事をがんばってくれる社員の家族やパートナーにも感謝を伝えることができます。

理由その3:人間関係が億劫

もともとコミュニケーションが得意でない人は、日々の仕事だけで精神的に疲れ切ってしまいます。強制でないなら社内旅行は不参加、という結論に至っても不思議ではありません。しかし、企業にしてみれば社員同士の良好な人間関係を築いてほしいもの。社内旅行の間は、上司部下の関係なく、ざっくばらんなコミュニケーションを取れる雰囲気をつくりましょう。先輩社員にも働きかけて、普段の職場と違った雰囲気を演出する必要があります。継続して行うことで、社内旅行が有意義なものだと社員に認識づけていくことが大切です。

理由その4:公私混同したくない

「仕事とプライベートは別」と考えている社員にとって、同僚と仕事以外の時間を共有することに違和感を感じる場合も。見方を変えれば、仕事に対して、とても真面目な姿勢ともいえます。そんなタイプの社員が多いなら、社内旅行に本格的な研修を取り入れて、キャリアアップの機会を提供するという方法もおすすめです。社員にメリットを感じてもらえるようなプログラムを企画しましょう。
社内旅行を利用して、豪華なホテルで会議を開催する企業もあるようです。いつもとは違う場所で、リラックスして話し合えば、新しいアイディアが生まれるかもしれません。

理由その5:行きたい旅行先ではない

社内旅行は、基本的にツアータイプが定番。行先もツアーの工程も決められた旅行は、押し付けられたという感覚を抱く人もいるかもしれません。たまの旅行には、自分の好きなことをしたいという気持ちもあるはず。「旅先の沖縄は好きだけど、プランにあるビーチより、自由に街を散策したい」というように好みは人それぞれです。この場合、社員に選択肢を持たせるのが一番の解決策。「夕食とホテルは一緒で日中は自由行動」というフリープランなら、社員それぞれが旅行を満喫できて、さらにリフレッシュできることでしょう。

参加者獲得はプラン次第

若手社員とベテラン社員の世代では、会社との関係に対する考え方が変化してきています。社内行事は社員同士の親睦を深める良い機会であり、会社にとっては有益なもの。旅行プランのアイディア次第で、参加者は獲得できます。思い切って、社内旅行の内容を見直してみませんか?

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